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Fabric
Ermenegildo Zegna

エルメネジルド・ゼニアは、1910年に北イタリアで創業されたイタリア最高峰の服地メーカー兼プレタブランドです。

 

高級素材のみを扱うメーカーでありながら原毛の買い付けから、素材の開発、紡績、機織、染色、仕上げ、さらには製品化までを自社工場で一貫して行うSPAと呼ばれる業態をとっており、今ではイタリア生地業界の中でもリーダー的存在として知られる、巨大テキスタイルメーカーに育ちました。

 

エルメネジルドゼニアは「良い素材は、良いデザインを求める」という企業理念の下、1980年代には高級プレタ(既製服)業界にも進出し、これを機に一気に世界中にその名を知られるようになりました。

 

高品質な生地と、その生地から作られる最高級スーツは、世界中の国家元首や著名実業家などを顧客に持ち、アメリカ、中東、ヨーロッパはもちろん日本でも多くのエグゼクティブ層から支持を集めています。

​Lolo Piana
歴史は古く、1924年にピエトロ・ロロ・ピアーナ(Pietro Loro Piana)がテキスタル会社を創立したのが始まりです。

一番の特徴は、最高級の原料から最高級の製品を作り出しているところにあります。

その後1980年代に自社ブランドを立ち上げ、アパレルの分野に進出。
1993年にニューヨーク、続いてミラノ、ヴェネチアと、ファッション
感度の高い町に直営店をオープンさせています。

ロロ・ピアーナの高品質な生地は、キトンやブリオーニといった、世界各国の最高級スーツブランドにも使用されています。

また、カシミアやウールといった高級素材を取り扱う服地メーカーとして世界トップシェアを誇り、原料の調達から生産まで徹底的に高い質を追求しているのが特徴です。
DORMEUIL

ドーメルは1842年にイギリスからフランスを拠点に毛織物を輸入販売することから始まった世界最古の生地マーチャントです。

 

パリコレでもおなじみのシャネルやエルメス、ディオール、イヴサンローランといったフランスを代表する高級プレタブランドにも生地を供給しており、紳士・婦人共に最高の生地ブランドとしてその名を知られています。

 

紋章に刻まれている”domus optima domous amica”(最高の品質を最高のおもてなしで)という言葉のとおり、イギリスのハダースフィールドにある傘下のミル工場にて最高品質の生地を作り続け、現在では80ケ国以上にその生地を供給しています。

SCABAL

スキャバルは、1938年にオットー・ハーツによってベルギーのブリュッセルで設立され、2代目で現会長のピーター・ティッセンと3代目グレゴ・ティッセンにより劇的な成長を遂げた世界最大級のマーチャント企業です。

現在では一般的になった、生地サンプルのバンチブックを使用した流通システムを最初に導入したメーカーとしても有名で、歴史と伝統を重んじるロンドンのサヴィルロウにおいても一目置かれた存在としてその地位を確立した超一流生地ブランドです。

スキャバルの顧客リストにはレーガン、クリントン、ブッシュ、オバマといった歴代のアメリカ大統領や、タイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダンといった超一流のスポーツ選手も名を連ねており、ブッシュ元大統領にいたっては一般教書演説用にスキャバルのスーツを注文し、米エスクァイヤ誌によるベスト・ドレッサーの一人に選ばれたこともあります。

 

数々の映画衣装としても採用され、あの007シリーズのボンドスーツも手がけています。最近の記憶としては、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏が国民栄誉賞を受賞した際に着用していたのもスキャバルのスーツでした。

FOX BROTHERS​
フォックスブラザーズは、1772年に英国西部のサマセット・ウェリントンで創業した老舗ミルです。

フランネルの創設者として公認され、サヴィル・ロウを始めとした世界中の名門テーラーで秋冬の定番服地として長く愛されています。

その伝統的な製造方法とデザイン技術で、今も世界に向けて最高級の生地を作り出しています。
VITABLE BARBERIS CACONICO
バルベリス・カノニコは1663年より羊毛生産をはじめており、創業350年という圧倒的な歴史を誇る生地メーカーです。

ヨーロッパに産業革命が訪れるといち早く機会式織機を導入し、1900年代初めには織物産業の聖地ビエラに紡績から織り、染色、仕上げまで自社で一貫管理の生産工程を持つ大規模テキスタイルメーカーとなりました。

第二次世界大戦後カノニコは海外への輸出へ力を注ぎ、今では売上全体の75%を海外での売上が占めています。

カノニコの生地は艷やかで発色がよく滑らかな肌触りのイタリアらしい生地で、バーバリー、アルマーニ、ヒューゴ・ボス、ラルフローレン、ゼニアなど、多くの有名ブランドに採用されています。

世界で最も売れている生地と言われるだけあり、カノニコを使用した生地は多くのセレクトショップやスーツショップで取り扱われていますが、エントリークラスからハイエンドクラスまで、多彩なクオリティーを兼ね備えています。
​Hollad&Sherry

英国高級服地マーチャントのホーランド&シェリー社は1836年にロンドン、ボンド・ストリートにて創業され、170年以上の長きに渡り世界中にその高品質な服地を提供しております。 

現在の本社はスコットランド、エジンバラ近郊のピーブルズという町にあり、ロンドン、セビルローにはロンドン営業所、また世界40カ国以(平成24年8月現在)に直営の現地法人か専属契約の総代理店を設け全世界に向けその多彩な服地コレクションを輸出しております。

 

また英国内外に直営の織物工場も有し、服地のみならずインテリア素材など多岐に渡る事業を展開しております。

Dominique France​

「ドミニック・フランス」のリリースする服地は最高級で、テーラーからは「生地の王様」と言われてます。

 

パリのネクタイメーカー『ドミニック・フランス』は、1939年ピエール・シャロン街58番 地に創立されました。

創業者のルネ・ブランドーはその人生をまさにネクタイ一筋に生きた人でした。

ルネ・ブランドーは自分のブティックを持つにあたり、道義上の問題を考慮してブランドー以外の商標として考えたのが『ドミニック』でした。元来、聖人の名である『ドミニック』は、男性、女性両方に用いられるポピュラーな名前であり、親しみやすく、耳への響きも良いことからこのネーミングが選ばれました。それに、フランス製品であることを端的に示す“フランス”を合わせて『ドミニック・フランス』というブランドネームが誕生します。

厚みのあるジャガード織り、輝くシルク、オリジナリティーあふれるモチーフは、ヨーロッパ各国をはじめアメリカ、アラブ諸国から日本に至るまで幅広くファンを作り、パリのエレガンスを知らしめる事となりました。

その後ブティックではネクタイのほかにシャツ、ナイトガウン、靴下、ハンカチ、アクセサリー、紳士服地、革小物なども手がけるようになり、現在に至っています。

超高級品である「ドミニク・フランス」の生地は、一般的に高級生地と呼ばれているメーカーの生地と比べても、別格に個性的であり、その品質の高さは、言うまでもなく、最高ランクと言っても過言ではないと思います。

DRAGO
イタリア高級生地メーカードラゴ社は、傘下に日本でのおなじみのフィンテス社を抱え、両者ともに最高級生地を作るメーカーとして知られています。

特にアパレルメーカー向けに生産されるスーパー130's以上の生地の7割り以上の世界シェアを誇るとも言われ、欧米では知らない人はいないほど著名なブランドの一つとなっています。

近年ではスーパー210'sのスーツ生地を発表するなど、さらなる品質向上を目指しています。
ARISTON
アリストンのインパラート社はFerdinando Imparato(フェルディナンド インパラート)によって、1920年ナポリに設立された最高の品質を生産されているマーチャントブランドです。

高級プレタポルテの分野へも参入し、【アリストン】の生地は高級アパレルメーカー、 Attolini(アットリーニ) Kitton(キトン) Isaia(イサイア)の生地として取り扱っており、それらの会社からも絶大なる信頼を得ております。

ナポリの小粋な雰囲気を持った色合いで、 ここ最近、おしゃれな方々に知れ渡っており非常に評判のよい、玄人が好みそうなコレクションになっております。
このアリストンの生地でオーダースーツとしてお仕立てすると、柔らかな生地ですのでしっとりとした、色合いも綺麗なスーツが仕立て上がります。
CARLO BARBERA
イタリアの中でも最高級品質とされるカルロ・バルベラの生地。

その独特なものづくりへのこだわりは糸にまで遡ります。

オーストラリアで産出されるスーパーファインメリノウールの中でも、一番長くて細い原毛だけを厳選して買い付け、さらに自社にある温度18度、湿度80%に保たれる岩肌をくり抜いた貯蔵庫で、1年~2年もの歳月をかけて糸を馴染ませます。

こうすることにより糸は均一な品質を保ち、すばらしい生地へと姿を変えていきます。
​dunhill

ダンヒルが最高峰のスーツである理由は、生地の品質と高いデザイン性にあります。

 

ダンヒルの生地は、ブリティッシュスタイルの色や柄が特徴になっています。

 

クラシック感のあるデザインから、男らしくエレガントな印象を与えることができ、生地の品質にも徹底的にこだわっているため、多くのテーラーたちに支持されています。

 

繊細で上質なウール100%でできたものや、モヘアやシルクを混ぜたものなど、ラインナップも豊富に揃っているので、着心地の良いスーツを仕立てることができます。

 

高級でありながら、ベーシックなデザインが多いので、ビジネスシーンでも活躍できるスーツです。

VINTAGE CLOTH

その時代ならではの旧織機でゆっくり糸を織り、時間をかけて作り上げられた生地は独特な風合いや、現状の生地にはない、ハリ、コシ感を実現させてくれます。

​独自の仕入れルートを活かして、ヴィンテージ生地の取り扱いに特化して種類豊富にご用意しております。

 

また、昨今のヴィンテージブームにより、古き良き時代のモノづくりに注目が集まっています。

 

スーツ生地も同様にその時代の人たちが着ていたスーツを再現することにより男のロマンを感じることができます。

 

そこには、理屈ではないかっこよさを感じることができる、非常に稀有なスーツを誕生させることができます。

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